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聞こえのフォローがあるのを、自然で当たり前の風景にする

 

当サイトにお越しいただきありがとうございます。

言葉のかけはし代表理事の岩尾です。

 

見えづらい障害と呼ばれ、なかなか理解の拡がってない「難聴」「聴覚障害」ですが、活動を続ける中で、なぜ拡がってないのかが少しずつわかってきました。

 

いろいろ要因はありますが、一つ注目したいのは、

「聞こえのフォローを依頼する人が少ない」

「聞こえのフォローを依頼してもやってもらえない」

この2つの悪循環です。

 

聞こえのフォローは、スタートラインに立つための正当で自然な行為です。

もちろん、状況次第でできないこともあるかもしれませんが、できるフォローも必ずあるはずです。

 

「小学校から大学まで、あと少しの情報がなく悔しかった。

あと少しの情報さえあれば、もっとできたはず……」

 

これは、ある難聴の大学生の言葉です。

 

聞こえない人たちは、小さな頃から、情報すら入ってこない、挑戦すらできないことなどによく出遭ってきています。

つまり、普通のことのスタートラインに立てないことがよくあるのです。

 

でも、生まれたときから聞こえない子どもたちは、どのように言えばいいのか、なかなかわかりません。

同じように、難聴に関わりがない人も、聞こえないとはどういうことなのか?どんな影響があるのかは、なかなかわかりません。

 

だからこそ、家族が、支援者がフォローして、周りに聞こえのフォローを拡げていくことが解決のための小さな一歩になると思うのです。

まず、家族や支援者の理解がなければ、社会には拡がっていきません。

 

とはいえ、聞こえのフォローの依頼をしたいと思っても、勇気が出ないこともあると思います。

依頼したのに、嫌な顔をされたり、断られたりすることもあるはずで、それで諦めてしまうこともあると思います。

 

だからこそ、かけはしが力になりますし、一緒に活動して賛同する人が増えていけば、必ず社会に拡がるはずです。

 

現在は、義務教育である小中学校でさえ、情報保障の依頼をしてもなかなかできないことが多いです。

2016年に自治体は合理的配慮の提供が義務化されていますが、現状は対応できていないことが多く、議員さんに相談して、市議会や県議会で質問してもらい、ようやく対応してもらえるという状況です。

 

聞こえのフォローを普通に依頼できるし、普通に受けて応えてくれる。

このような風景が当たり前になれば、難聴児者の可能性は大きく拡がるはずです。

 

もし、あなたが、聴覚障害を持つ子どもや大人を応援したいと思ってくださったり、社会を良くすることに興味をお持ちでしたら、ぜひ、当事業の活動内容をクリックして内容をお確かめください。

そして、共感いただけましたら、下記「応援する」から、あなたの力を貸してください。

 

どうぞよろしくお願いいたします! 

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メディア掲載のピックアップ


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2021年11月放送から1年超密着取材してもらい、季節のりんご飴専門店あっぷりてぃの活動を中心に、かけはしの活動も紹介していただいています!


推薦の言葉


福岡県議会議員

大田 京子 氏

 

 岩尾さんは、難聴の子どもたちの未来について、誰よりも真剣に考え、積極的に行動を起こし、叶えたい夢は決してあきらめない、とても意志の強い方です。

私はその岩尾さんの子を想う親の優しさと強さに触れ、心を動かされた者の一人です。

岩尾さんとの出会いをきっかけに、平成30年9月福岡県議会の会派代表質問において、特別支援学校の幼稚部における放課後の受け入れ態勢の強化や、遊びを通じた実践的な療育の重要性等を訴え、行政の支援を強く求めました。

今後、「わかりづらい障がい」と言われる「聴覚障がい」への理解が深まり、障がいの有無に関係なく、全ての子ども達の未来が明るいものとなることを信じています。ぜひお一人でも多くの方にご賛同いただけますよう、私からもお願い申し上げます。