「お子さんは難聴です」
病院で診断が出て、我が子は難聴なんだと決まるわけですが、
では、その後どうするのか?
どんな選択肢があるのか?
この辺の説明を受けることは、おそらくほとんどないのではないでしょうか?
ひどい時には、中度難聴で、「補聴器も要らないから」と病院で言われてしまうケースもあるようですが、難聴である以上、聞こえる人と同じ状態では必ず聞き洩らしも出るわけで、何らかのフォローは絶対に必要になります。
本来なら、診断をする病院がきっちりと選択肢を示して、
言語聴覚士や療育センターを紹介され、その選択肢に基づいて、言語聴覚士さんと一緒に考えていく必要があります。
でも、難聴に関しては、なぜか選択肢を最初に知ることがほとんどありません。
親が自らいろいろ調べると、数年経って少しずついろんなことが見えてきますが、どんな選択肢があって、どのような考え方で選んでいくのか、子どもの将来のためにも、ここは最初に知っておくべきだと思うのです。
本セミナーは、
難聴児の選択肢を明確にして、
どのような考え方で我が家の選択をしていくのか、
ここを体系的に学ぶものです。
選択する上では、言語聴覚士の専門的な診断も必要ですので、
ここで選択肢の種類と考え方を学んで、担当の言語聴覚士さんと一緒に考えていけるようにしていきます。
難聴児の家族とすれば、極めて重要な内容で、
なぜこういう選択肢や考え方が一般的に出回ってないのかが不思議なぐらいですが、
子どもの将来のためにも、ぜひ身につけておきたい内容です。
小さなお子さんを持つ親御さんとしましては、なかなか時間を取るのも難しいことが多いと思いますので、アーカイブでも視聴できるようにしました。
この機会に、難聴児の選択肢と考え方をぜひ知ってもらえればと思います。
ぜひ、ご参加ください!
日時:2025年1月31日(金) 10:30~12:00
対象:子どもが難聴と診断されて間もない親御さん
0~2歳ぐらいの難聴児の親御さん
難聴診断後の選択肢と考え方に興味のある方
参加費:無料
参加方法:当日オンライン(Zoomを使用)
後日アーカイブ(録画したものを後日視聴)
情報保障:Zoomの字幕を使用
アーカイブは全編字幕を付けます。
【プログラム】
【講座】60分
・難聴児の選択肢
・第一言語を考える事の重要性
・手話について
・コミュニケーション方法のパターンと課題
・日本語と日本手話、選択の視点
・難聴と診断されてからの家族の動き
・療育について
・幼保園の進路選択 3つの基本前提
【質問等フリートーク】30分
希望者の方だけです。
探しても探しても見つけられない難聴児療育の指標的なもの。
療育センターの言語聴覚士さんにOKをもらい、ある難聴児の一例として出せることになりました!
指標があれば、見通しがつき、
子どもと一緒に楽しく前向きに療育に取り組めます。
この「未就学難聴児における日本語獲得療育過程の見通し例」を、参加された皆様にお付けします!
ぜひ、ご活用ください!
岩尾 至和(いわお ゆきかず)
一般社団法人言葉のかけはし 代表理事
難聴の子を持つ家族会そらいろ 会長
2014年に難聴の娘が生まれ、2017年に難聴の子を持つ家族会そらいろを立上げる。その活動の中で、メンバー含め、保育園等でなかなか聞こえないことを理解してもらえない現状に出遭い、難聴がわかるアニメ「なんちょうなんなん」を制作。その後、本格的に難聴の理解を拡げるため、一般社団法人言葉のかけはしを立ち上げる。
自身は、2004年から人材開発、キャリア支援に携わり20年目。現在は福岡工業大学で学生のキャリア相談にも従事。
言葉のかけはしでは、難聴の啓発講座、難聴落語、難聴者向けの就職・キャリア支援、難聴者キャリアサポート、難聴子を持つ保護者向けの講座などを行い、2024年10月から西日本新聞くらし面において隔週金曜日で、「娘と僕の言葉のかけはし」という難聴児子育てコラムも連載している。
下記、お申し込みフォームをクリックしてお申込みください↓
A4サイズの案内チラシです。
ご自由にダウンロードしてお使いください。