小学生前後の難聴児の保護者のみなさま
「学習支援」という言葉をご存知でしょうか?
聞こえにくいことに起因して、学習がやりにくくなったりすることが実はあります。
「9歳の壁」などとも言われていまして、この言葉は知っている方も多いかもしれません。
しかし、子ども自身はなかなか聞こえに起因する課題には気づけません。
そもそも聞こえてないので、聞こえてないからわからないことが、自分では把握しづらいのです。
また、小学校低学年の問題は、例えば算数でしたら、意味がわかってなくても、特定のキーワードと数字を組み合わせて答えを出すこともできます。
意味がしっかりわかって解いているのか?
単なる組み合わせで解いているのか?
なかなか気づきにくいです。
そして、この低学年での理解がなされてないまま進んでしまうと、小学校4年生あたりで、ガクンと勉強のレベルが上がった時に、ついていけなくなってしまうこともあります。
「聞こえないのにここまでできてるから充分だよ」
と思ってしまう保護者の方も多いかもしれませんが、
言葉のヌケモレなくしっかり情報を把握して、論理的に考えるサポートをしてあげることで、難聴児はもっともっと能力を発揮できるようになるんです!
本セミナーでは、非常に希少で貴重な
子どもの難聴がわかる言語聴覚士である築地さんが、小学校からの難聴児に必要な学習支援について、実際の事例ベースで解説してくれます。
築地さんは、大学病院のSTを経て、難聴小学生の学習能力が伸びないことに危機感を覚え、そこを伸ばすために独立されました。
現在は、聴こえとことばの相談室ことのはを運営して、難聴児の学習支援に特化した活動をしています。
小学生前後の難聴児の保護者の方必見の内容です!
全国的にもここまで学習支援に深くかかわっている言語聴覚士さんも少ないと思います。
この機会に、ぜひ、ご参加ください!
日時:2024年8月30日(金) 10:30~12:00
対象:小学校前後の難聴児の保護者の方
定員:オンライン20人
参加費:無料
オンライン開催:Zoomを使用します。
※アーカイブ視聴の申し込みもできます。
情報保障:Zoom字幕の使用をお願いします。
【プログラム】
(講座)10:30~11:30(60分)
・国語の困難事例、改善事例
・国語でつまずきやすいところ
・音韻の重要性 など
・算数の困難事例、改善事例
・算数でつまずきやすいところ
・数、量の概念 など
(質疑応答)11:30~12:00(30分)
講座での質問や、その他子どもさんの難聴についてなど、何でも聞いてください!
大学病院の言語聴覚士として勤務した後、難聴児の学習能力の伸び悩みに強く課題感を持ち、2018年に、難聴に特化した放課後等デイサービスを立上げる。語彙力、動詞や形容詞、助詞の活用、文章の構成力など、難聴児にとって身につけにくい力を養うサポートを行う。
2024年からは、聴こえとことばの相談室として、子どもたちと個別に関わるスタイルに変更。難聴の子どもたちに対して、まずはしっかりと読み書きの力を身につけてもらうことで、将来の生活を自身で歩んでいける力を一緒に作り上げようと活動している。
下記、申込フォームよりお申し込みください↓
A4サイズの案内チラシです。
ご自由にダウンロードしてお使いください。
ご質問など、お気軽に下記よりご連絡ください。